ひとまず。

色諸、徒然あるんですが、一先ず!ようやく!
「いやおうなしに」
面影ラッキーホールを知ってる人は、そのまんまの音楽劇です。何せ面影の曲ありきの音楽劇なんで。そこに、マチャピコと新太さんと田口トモロヲと、あの面々なんで、安定の、安心の、想像つく感じの世界(笑)
でも、やっぱりキャリアというか、上手さというか。酷い、ゲスいだけの話でも、芝居でもないのが、さすが!話だけだと、ずんどこツライ真面目な芝居にもできそうな感じなんやけど、そこを悪ふざけっていうか、茶化すわけやないんやけど、このバランスがねー!この感じもやっぱり好きやなぁ。
福原さんの脚本て初観かな?曲を繋いだストーリーが上手い!
歌謡ショーな演出も面白かった!キョンキョンは、やっぱ似合いますね!
新太さんって、空怖ろしい感じの役も嵌るんで、タイチが先輩と強盗した時の「もういいっすよ」に、この人、実は何もない虚無的な怖さの人なのか?と怖さの不安を煽られたんですが。ラストでは、お母さんに上を見続けさせてあげようという想いだった、ってのが分かってホッと。
でも、パンフ読んだら、新太さんとしては虚無的な方に寄せたかったような?それ救いがなくて本当、怖いから…!いや、怖い舞台も好きですけどね?
聖子さんの夫婦も、最後は救いが見える感じで良かったなー。また、さすがの上手さです!(惚)
愛に正解はないけど、みんなちょっとずつ間違ってる感じが、面白くもバカ哀しくもある感じ。バカ哀しくもあるけど、最後はバカ明るい。
やー、エンタメ部分も、ふんだんに楽しめます!(笑)

文楽
某が行きたいとのことだったので、高校以来の文楽行ってきましたよ!
字幕が出るようになったのありがたーい!義太夫の謡いだけだと、ちょっとわかんない部分もあるので、これで大分話が分かる。
花競四季寿の「海女」もタコが出てきたり楽しかったんですが、「関寺小町」が良かった!
物語のあはれも良かったですが、人形遣いに意識が向かないくらい、人形の動きがなめらかで、またその人形の演技が素晴らしかったです。いいもん観たなー。

エクソダス
むかーし、TVで二夜連続放送で「十戒」は観たことあったんですが、モーゼの生い立ちとかすっかり忘れてた。
モーゼのヒーロー譚ですかね。まぁ聖書だしな。ラムセスの心の揺れの演技が良かったな。
ラムセス観たことあるな?と思ったまま、エンドロールでジョエル・エドガートンの名前を見て「え!?どこに出てた!?」と思った後の「ラムセス!」と気づいた時は、思わず声でるかと思った(笑)
あのちょぼ目と口が見たことあるなー、と思いつつもジョエルって、モフモフしてるイメージやったから(笑)