7月諸々。

7月も結局、まとめ書きになってしまうのですが。


映画
「悪党に粛清を」
もぅ、これマッツのプロモか?ってくらいでした!でも好きなのはジョンよりも兄ちゃん…!も、めっちゃカッコ良い…!はじめはラースお兄ちゃんが外れて残念と思ったが、これはラースお兄ちゃんのイメージやないかな。にしても!ミカエル・パーシュブラントって、あんなに色気あったけか?や、今までもカッコ良かったけど、今回、色気がなぁ!そんで役柄も、めっちゃカッコ良い(惚)
マッツのデンマーク語は、やっぱり良いなー。西部劇やが、本家の乾いた感じとはまた違う感じで質量がある感じで、これまたカッコ良い。90分の配分が上手いと言うか、何か全編を通して、上手く収まってんなーと。
悪党側のデラルーも、余裕があって良い。ゆっくり歩く姿に、赤いロングコートが翻る様がカッコ良い。非道な様に見えて、主人公とヒロインに制裁が甘い気もするが(笑)年齢指定あるけど、その辺の描写はまろやかよね?
冒頭でジョンが怒りを通り越した冷たさで引鉄を引く姿のカッコ良さ…!全体的に、感情的なキャラがいないのが、またカッコ良かったなー。

アベンジャーズAOU
ポール・ベタニがヴィジョン役で出ると発表されてたけど、ジャーヴィスは?と思ってたら!これは、そりゃベタニやないとね(笑)でもジャーヴィスも恋しいな。
ピエトロ可愛かったけど、このツインズはX-MENとの絡みはどうなってるんやろ??ワンダとヴィジョンは、今後の展開のフラグ?てのがあった。
フラグといえば、バートンが見事に死亡フラグを回避したなー!(笑)博士とナターシャの恋のフラグは折れたのか?つづくのか?この博士はベティの存在はなし?
社長の「持てる者の義務」感と、不安を一人で何とかしようとする感じを、傲慢さだけでなく観せるのは映画の上手さかな。

チャイルド44
北欧組が多くてホクホクでしたが、監督がスウェーデン人なんですな。北欧組以外にも、無駄に役者が豪華というか(笑)
ニコライのもごもごした口元が好きだー(笑)ジョエルとファレスが机挟んで座ってると、スカルスガルド家の人はいりませんか?て思った(笑)トムハとジェイソン・クラークも、フォレストとハワード!てなった(そういや「欲望のバージニア」にもゲイリー出てたな)
旧ソ連の体制も描きつつやが、こういう事件の流れと犯人像って、何か覚えが…?
続編もできそうな感じの作りなんで(小説は続編あるけど)シーズンドラマでじっくり観たかったかも。事件とレオの身の回りとで、結構、いっぱいいっぱいやったんで。
スターリン政下で、みんな英語っていうのは違和感ないの、かな…?


謎解き
「ほんとに難しいリアル脱出ゲーム」
南座を失敗して自信喪失してるところに、脱出率0%のゲームなんで脱出できる気がまったくしない!
いやー、もう途中から、笑うしかなーい、って状態でした!主催者側も、初期のゲームなんで理不尽な部分もあるかと思いますって言うてましたが(笑)

「倫敦大法廷殺人事件」
大逆転裁判とのコラボゲームやったんですが、コラボも謎も上手い!楽しかったー。
2人×3組の6人グループやったんですが、それぞれが活躍してのクリアで、その中でも某が大活躍!(アタシは事件図面から深読みしちゃったりするんですけどね…)
ここんとこ連敗やったんで、ちょっと自信回復(笑)


LIVE
Syrup16g
Syrupのホール公演て、何か落ち着かないんですが(笑)オリックス劇場、満席でしたね!
がっちゃんの歌うダメ人間の歌が好きだ。あの甘ったるい声が好き。復活してからの曲は、プラス方面に力付いてるかな?
「Kranke」ツアーってことで、手術ライト出て来たんやけど、あの軽い作りがまた(笑)

Yellow Studs
東京遠征でカルメラとのツーマン行ってきましたよ!
カルメラは口が達者!と思ったら、大阪のバンドやったんか(笑)
んぁー、イエスタ堪らん!秋からツアーあるらしいんで、チェックしよっと。でも、8月末の二ートもでるシャングリラのイベントも気になるな。
「ライブハウス」の〆をしくじった弟の為に、兄がフォローでやり直させてあげてましたよ!(笑)
ラストは総勢13人の「ダンス天国」で楽しかったー!元の声が良いから、明るい曲でもカッコ良い!
アフターパーティーのDJも気になったんですが、翌日もあったので大人しく帰宿。踊りたかったなー。


舞台
遠征の大目的ですよー。
「かがみのかなたはたなかのなかに」
子どものためのプログラムってことで、親子連れの子どもの姿が多くて。「音のいない世界」よりも子どもが多かったですね。
「音のいない世界」は、アフタートークで長塚くんも言うてましたが、絵本をめくるような可愛い寓話の舞台で新たな長塚くんの発見やったんですが、今回は、長塚くんの本領発揮というか(笑)
まず主人公が出撃命令を待つ軍人ということで、心持ちがザワとする感じ。話が始まると、鏡動きとか長塚くんの女装とか(笑)で、子どもたちからも笑い声があがったりで微笑ましく観てるところで、長塚節投入ですよ!長塚くん得意の、笑って観てるけど実は空恐ろしい感じ。
これ、子どもの感想も聞きたいなー。「十一ぴきのねこ」もやけど、子どもの時にこういう舞台を観るのって、ちょっと大人な感じがして高揚するんですよね。長塚くんの使う、舞台やから出来る演出っていうのも、意外とすんなり受け入れたりして。それが分ったりすると、幼心に、本当ワクワクするんですよ(笑)
もちろん大人も笑って、ドキっとして大満足の舞台でした!今回、ダンサーチームは動きのある演出で。さすがの素晴らしさ!
この4人、会場、スタッフも合わせて、もうカンパニー的な感じで。これからも、続けて欲しいなー。
終演後は、長塚くんと前川くんによるトークセッションへ。
テーマは「子どものための芝居」ということで、二人とも共通してたのは、子どもやからって舐めない、ってことでしたね。
長塚くんは、いかに近藤さんに台本を与えるか、ってのも苦労したらしく。その試行錯誤の発明を、物凄い勢いで語って「台本、持ってくるわ」と取りに戻って、披露してくれましたよ!早口になる感じが、あぁ、本当に話したいんやなと(笑)
あと、本当、留学が大きな影響与えてるんやなー、と改めてしみじみ。台本のところだけやなく、芝居についても早口になる部分があって、あぁ、芝居が好きなんやなーってのが感じれて嬉しかったです。
対する前川くんは、長塚くんの勢いに押されてか(笑)落ち着いた語り口調というか。前川くんの「暗いところからやってくる」も観たかったなー。

阿弖流為
新橋演舞場です!結局、大阪でも公演決まったけどね☆
前日に観た某さんからも聞いてたんですが、それでも思ってた以上に「新感染」でしたね!えらい、細かい演出がいのうえさんぽいと思ってたら、演出もいのうえさんなのな!音楽もバンド入ってたし。でも、見得や殺陣の一部とかは歌舞伎の様式があって。「新感染」が「歌舞伎NEXT」になって行くんかなー。
鈴鹿の部分や飛連通・翔連通のとことか、変わったとこもあるけど、ほとんどそのままなんで、冒頭とかラストは、もうセリフの間まで覚えてて、わー!てなった。西牟田さんの好きなセリフのシーンは、やっぱり良かったなー。
鈴鹿の改変も上手かった!初演の方が、阿弖流為の悲は増すけど、今回のは、田村麻呂も悲を背負う感じで、勘九郎の田村麻呂には良い感じがする。つっつんの田村麻呂は、本当、明るい真っ直ぐさが魅力やったから。
周囲の席の歌舞伎ファンの方々にも、ストーリーや衣装とか殺陣とかの評判も上々で良かったなー。熟れて大向がつくと、またカッコ良いと思う。この日も少し声あったけど、カッコ良かった!
ただ「空ヲ刻ム者」の時も思ったけど、観客の笑いどころで「そこ笑うとこ?」てな違和感は一か所あったかなー。
斬られ役の中で、回り飛ぶ人がいて。歌舞伎のお家の子では無理やろうから、ACから参加してんかなー、と思ってたらカーテンコールで観たことある動きの人が(笑)川原さん、こっちに出てるからGVGは東京のみなんか!!
本家組もやっぱり元があるからか、みなさん上手い!さすがやなー。萬次郎さんの御前も良かった。七の女形をちゃんと観たの初めてやったけど、さすが!ってなった。女形の面白みも歌舞伎よなー。
そうそう、筋書も、かーなーり新感線で!まぁ、ポスターからそやったけど。その筋書の中で、中村家の兄弟が「ヒーローは?」の問いに「父」と答えてるのに感慨。


観光
前回は目前でタイムアップやった鎌倉大仏行ってきましたよ!胎内観は、厳かってよりも工学的に、へー!ほー!て感じでした(笑)夜行バス着やったんで、時間が早過ぎて食事処が開いてなくて残念ー。
音人の海の日コースは分んなかったんですが、ガレージのフリマは分ったよ!ヴィーガンカフェは時間が合わず断念でした。
鎌倉は、前回は山手側・今回は海側と半日ずつ回ったけど、丸一日ゆっくり観光したいなー。
東京に行くなら、しかもオペラシティに行くなら、なお外せません!てことで、今回もICC行って来ましたよー。
はぁー、もう本当、ICC大好き。ジャグラーを相変わらず眺めてるだけで堪らん。ジョニー・キャッシュのMVプロジェクトも面白いし、カッコ良かったー!(THE JOHNNY CASH PROJECT