秋の読書。

容疑者Xの献身」読んだー。仕事場の人に「探偵ガリレオ」を借りて、続きも読もうかなーと図書館で探してたんですが、さすがドラマ化・映画化の勢いで、予約が凄くて。ちょっと諦めてたんですが、「探偵ガリレオ」貸してくれた文庫派の人が、ようやく文庫が出たから、って貸してくれました。
一応、映画公開前なんで、畳んどきます。
破綻なく進むので、面白かったす。
遺体の身元確認を、レンタルルームの指紋と毛髪だけでOKか?と思ったけど、最後に繋げるなら、まぁ、そんなとこか。
何か、ベンチが良く出て来ると思ったら、ほー!これも繋がりがあるのか。ホームレスの描写もね。そう言われれば!と、なるね。技師の後に、老婦人の描写があったのは、その後のカムフラージュか?
て、中身のトリックより、文章構成の妙に着目してまうんよなー。なので、京極ミステリーが好き。
で、結局、物理学は関係ないのなん?(笑)

で、映画!
石神は堤真一のイメージやないやろ〜。ダンカンのが良くないすか?松雪さんの花岡靖子も、華がありすぎる気が(笑)
ま、主役設定からして、原作との差があるしなー。
でね、でね?長塚くんが出るって言うから楽しみにしてたんですが、原作読んで、この役か!!と…。
うぁーん!長塚くんなら、そりゃー憎々しげな冨樫を演じてくれるでしょうよ。上手いよ!目に浮かぶよ!(「イヌの日」)そんな上手さも惚れどこですよ!
でも、でも、飄々と優しい長塚くんも良いのに〜。
でも、あの上手さが堪らんのよなぁー(堂々巡り)