それでも。

たくさんの人の「冥福」の言葉を見て、そういえば今まで「冥福」を祈る心情になったことないな、と気づく。そう気づいた今でも、「冥福」を祈る気が、どうしても少しも起きない。
たぶん、今までのどんな別れも、納得出来てないんやって気づいた。とてもじゃないけど、「冥福」なんて祈れない。まだまだ、いて欲しかった、ってのが拭えない。高校の歳で別れた友達も、90歳過ぎで別れたばーちゃんも、あの人も、この人も、みんな。
それでも、ふとした瞬間に、その人達は「いない」んや、と思いだして怖くなったり、いつ笑っていいのか分からなくなるけど。それでも、どうしようもないことも、ただつづいて行くことも、今までの経験で知ってるから。
だから明日からは普通の笑ったり、喚いたりしてる日記。