年末漫遊(後半)。

30日。
買い物してから、一旦、宿に戻って、「東京月光魔曲」を観に渋谷へGO。と、ここで乗り換えをしくじったり…。慣れたつもりで、まだまだ田舎っぺです…。
初のコクーン!フロアでは大正っぽいお酒やお菓子や食べ物が売ってましたよvv舞台のパンフを買う度に、音楽パンフとの差が気になるなー(乾笑)
席に向かうべくドアをくぐったところで、アタシの目の前を歩く男性見たことあるような…って!粟根さん?!!わー!ぎゃー!心の中で大騒ぎです…!こういう時、あの乗り換えの失敗がなければ、こういうことにはならんかったんやなー、と縁の妙を思う。
ちょうど譲っていただいた席は真ん中で、舞台が見やすい位置で。しかも粟根さんが直線で前にいらっさるので(いのうえさんもお隣にいらしてました)、髪を結い直したりするお姿を、開演までガン観してしまいました(失礼)途中の休憩中もトイレ列ですれ違ってドキドキでした。
自分用心のメモとして。
黒の縁が角い感じのキャスケット?よく被ってるのをお見かけする気がする。
白or薄い色の地に赤と青の細い線格子のシャツ、釣ベストなし(笑)
ジーンズの尻ポケット(右)を気にしてらしたような?何か入れてた?結構ポケットにステッチの多い、おされな感じやったです。
某さん達に聞かれた(笑)お髭はなしでした。
大正浪漫・耽美狂気な設定にワクワクしたものの、そういえば個別にナイロンの役者さんは観てるけど、実はケラ作品て観るの初めて?「噂の男」のストーリー聞いたけど、もしやもしや…?
予感的中!登場人物みな転がり落ちるように総不幸物語。久しぶりにこの怖さ味わったなー。唯一の救いは大倉くんか?(笑)でも、ゾッとする怖い不幸話でも、各演出家で違いってやっぱりあるんやなぁ、と今更ながら気づく。
暴力的狂気な阿佐スパともファンタジー交えるG2とも違う、言うなればミニシアター系・塚本晋也系。前者2つは気付けばて感じやけど、後者は転落していく感じが垣間見えてゾッとする。特にイヌコさんとか上京兄弟とか。
物語の核心としては、さとしさんはどこで松雪さんを守ることを決めたのかが不明で…。最初に雇われて尾行した時に惚れてしまったてことか??それとも、それすら瑛太の霊術(催眠術)?にしては、蘭ちゃんに霊術かけようとして先にかけられてる(失敗してる)のに驚いてたしな?
やっぱり、どっかでさとしさんも惚れてたのか。動物園でのやりとり(さとしさんの妄想)で、さとしさんも松雪さんの魔性というか魅力に嵌ってるのは分かるけど、そのきっかけエピ欲しいかな。じゃないと動機が弱い?
その他全体に関しては、最後のどんでん返しも含めて、大正浪漫・耽美狂気で好きでしたvvJETとかな雰囲気。
最初の兵士のモブに大倉くんとさとしさんを使うのは、後で山崎さん大鷹さん・林さんがそのままの役で登場するんで、大倉くんとさとしさんも兵士と同じ役かと思って困惑するわー。もっと薄い人使えば良いのに。
瑛太が思ったより、普通に観れてびっくりでした。侮ってすいません…。最初のレビューも大正っぽい節回しが上手かったです。
松雪さんは芯の強い魔性の女のようにみえて、実は誰かに頼らねばならない(父親を求めてる)か弱い女性やったてのが良かった。
山崎さんは、さすがだなー。双子の違い(実は演技でしたが)も上手い!狂気的な殺し屋も観てみたいです。
さとしさんは最初のレビューは、見栄えといい歌といい、さすがカッコ良いですね!豪快な馬鹿(失礼)の役が似合う(笑)でもこれまた不幸転落しそうな怖さ(賭博の借金)をもったキャラでしたが。
ユースケも悔しいけど(笑)やっぱり上手いと思う。東京の魔に当てられた変わりっぷりは、これまた転落不幸を呼びそうで怖かった(実際、呼ぶんですけど)
大倉くんが本当、演技といいい役柄といい、心のオアシスでした☆
劇場を後にしたら、ネイキッドロフトで高木の弾き語りを観に新宿へGO。
時間ギリかなーと慌てて向かったんですが、出演者の都合で30分押しのスタートとな。ぎゃー、最後まで観れないかも…。立ち見も満載な盛況っぷりで、開場に合わせて向かったけど、アタシも立ち見でした。
CUTTくん、バンド編成のアリーと続いて、高木登場。まー、三人とも喋る喋る。特にアリー。時間に余裕のある時なら、一緒に楽しめたんですが、時間がないもんで曲演ってくれーとヤキモキでした(笑)ま、でもトーク&ミュージックのネイキッドやから仕方ないのか。
高木に相変わらず大阪嫌い、と言われてしまいましたが、それを返上すべく来年(今年)は大阪に来るみたいなこと言うてましたね(笑)akuhかgonvutoが良いなー。最後は3人での演奏があったんですが、サンタ姿のCUTTくんを横目に退場いたしました…。
31日。
夜便飛行機まで、ふらっと買い物しても、まだまだ時間が…。後で慌てて走る(前科あり)よりは、ま、いっかと早めに空港に向かって、のんびり「新世界」を読んで待ち。
無事に帰宅してからは、年越しうどん食べて、ホケホケと気づけば年明けてて、正月からのバイトに備え、除夜の鐘聞きながら就寝いたしました…Zzzzz。