反時計。

「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」行って来ましたー！
夜は某さんと会うし、なので、思いきって早退して昼の部観てきました。アフタートークもあるしね！山内くんがアフタートークでネタにしてたけど、さすが平日の昼間、後方1/3は空席でした（苦笑）
久々の阿佐スパ面白かったー！！
今までは、空間も暴力も狂気もはっきりしてたけど、笑いもあったりしたけど。今回は、笑いもなく、人物も時間も空間も曖昧というか。全然、違うんやけど、これもまた面白くて！長塚くん、阿佐スパ、やっぱり好きやなー！と思った。阿佐スパの世界観て気持ちよくて、ついつい、いつまでも入りこんでいたい気になる。
作家と、小説の登場人物と、現実の人と、読み手とが、現在と、過去と、物語の中とを、行ったり来たり、戻ったり、交差したり、同時に立ったり、影響を与えたり、てな世界でして。筋道立てて説明しろと言われたら、難しいんですけど、今観てるこの場面のこの人は、どういう世界の、どの時間の、どういう人か、ってのは、観てると分かるんですよ。　
諾々と舞台上から物語を受け取るんやなくて、自分で考えるというか。それが、無理やり考えないと分からんような、支離滅裂な話やなくて、自然と考えるというか、頭で追っかけることに無理がないというか。
アフタートークで、観客参加型の芝居、ってな話をしてて、そういうことかー！と納得できた。苦手な人には、よう分からん芝居、ってなるんでしょうけど、アタシには新しい面白さでした！ま、アタシも、全部は分かりきってはないんですけど（笑）
小説でも映画でも再現が難しい、舞台ならでは！て世界やと思う。にしても、この世界を計算して書いて、ちゃんと演出するんて、すんごいな長塚くん！
小島聖は、長塚くんの描く「女」が本当ハマるなー！山内くんは辮髪で、確実に一般人でない容姿なのに、一番まともな人の役で、それが違和感ないのが凄いな。
アフタートークは長塚くんと池鉄と山内くんと。
事前の打ち合わせで、長塚くんの結婚の話はNGや言うてたのに、軽く触れる山内くん（笑）観客も乗って（お祝いの拍手して）良いのか、微妙な空気になったりも（笑）
やー、でも、真面目な芝居についての話や、留学の話とか、阿佐スパの話とか、色んな話聞けて大満足！中山くん子ども返りしてんのかー（笑）
舞台もアフタートークも面白くて、大満足でしたー！
追：池鉄が、めっちゃおしゃれさんでしたよーvv長塚くん、足長っ！