Perfect。

パラダイス・ロスト

パラダイス・ロスト

買ったどー!読んだどー!今回もサクサク読める。
あぁ…!相も変わらず、結城中佐が「完璧」である!今回も、森さんの表紙が素敵…!
シリーズ最初から続き、ラストの話しは何かしらに「とらわれて」普通の人間になる感じ。内海で言えば「謎」にとらわれて。
やっぱり結城中佐ほど、完璧な者はいないのな。ゆえに「魔王」として君臨する。
スパイの話、ミスリードされる者の話、狂言回しにされる者の話、結城中佐の話、とらわれる者の話ってのが、だいたい本になる短編の構成かしら?
その中で、一番トキメクのが、やっぱり結城中佐の話!今回もドキドキしながら読み進めて…そして、ラストに、やっぱり中佐「完璧」ですー!!と、メロメロですわ〜!
前回「ブラックバード」で太平洋戦争が開戦して、続編はどうなるの?と思ったけど、今回、遡りましたね。
太平洋戦争の開戦に「トーキョープリズン」「新世界」のような、戦争モノとしても面白そうだと思ったけど、そうなるとシリーズの趣旨と違いますもんねー。あぁ、でもそういうのも読んでみたいなぁ!
もちろん、もっと遡って結城中佐の魔術師時代、魔術師になる過程も読みたい!