マクベス。

東京に向かう新幹線の中で、諸事情でウォークマンが使えなかったんで、軽く読める本を持って行こうと思って。新感線の「メタルマクベス」もあったので、この機会にちゃんとシェークスピアの「マクベス」を読んでみることに。
シェークスピアって、ストーリーの粗も多いんですけど、読みやすくて何か好きなんですよねー。まだ、登場人物の深みとか、人生の深みとかは、さっぱりわからないんですが、面白いなと思うのは訳者さんのおかげもあるのか?
マクベス」も面白かった。フリーアンスはどうした?とか、バンクフォーの子孫はどうやって王族になるんや?とか、ドナルベインはどうした?とか、老スューアド卿は何で兵を貸したんや?とか、イングランド王の奇跡は何の意味があるんや?とか、いっぱいツッコミどころはあるんですけど!(笑)
でも、マクベスと夫人の対比とか、魔女達とか、魔女が呼んだ悪魔達とか、バンクフォーの亡霊が宴席に着いてるのとか、芝居がかった言葉回しと(芝居なんやから当然ですが)か面白い。