本。

おさがしの本は」読んだ!買う!
これは職業柄見過ごせませんな(笑)でも、それ差し引いても十分面白い!文章の作りも好きな感じですvv和久山くんのツッコミ精神が好き。
物語としての面白さもありつつ、図書館の現状も大共感。作者は実務経験者でらっしゃるんでしょうかね?
この本読んで、改めて思い返しても、やっぱり自分の仕事が楽しいことに満足vv
これから自首します (ノン・ノベル)」も読んだー。
謎解きってより謎追いで、面白かった。途中、よくあるドロドロとした方向に行くんかなー、とちょっと嫌な感じがしたんですが、終わりは予測を反して、良い終わり方やったな、と。
と言えど、人死も出るし、よくよく考えれば酷いんですけどね(笑)何か、良かったなー、て終わり方。
こういうのって、そのまま「心情的に良かった終わり」として捉える目的で作られたのか、「実は考えれば、良かったと思うことは危ないこと」として作られてるんか、気になる(笑)
あと、今さらであとすが「Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS)」を借りてみました。
英語の勉強ってか、単純に猫の話が面白そうやったから(笑)何とか読めそうやったんで、ま、多少、英文の思い出しできたらなーと。
そうそうミ!ステリー作品で、謎を追うものは良いんですが、謎解きを主体としたものって、読み手にも主人公と同じ条件・情報を提示もしくは示唆すべきやと思うー!
扉は施錠の上、目張りされてて、窓は鍵が掛ってた密室。としてるのに、結果、窓枠に小さな隙間があったから、ってトリックは納得いかーん!
部屋を丹念に調べて抜け道、隠し部屋はありません。としてて、壁の後ろにナイフを飛ばす仕掛けがありました、てなトリックは納得いかーん!
その点、京極作品は「不思議なものはない」と豪語するだけあって、必要な情報は文面にあるからなー。