横尾忠則・束芋展。

毎度おなじみ、国立国際美術館に行ってきましたー。束芋作品、観たかったんですよ。
まずは横尾忠則全ポスター展から。
全ポスターってだけに、凄い数!ザ・横尾作品!てのから、油絵調のものやオカルトもの(ムーの表紙みたいなグラフィック)とかは初観で意外でした!
舞台やコンサートのポスターは、その内容も気になるです。夜叉が池とかタンゴとか、持ってるのもあるな〜。タンゴは新作として追加展示されてたんですが、横尾作品やったとは!
実際に刷って筆入れしてるのとかもあって、面白い。暗所での吊り展示も面白かったな。
地方都市のポスターや、街角の教室ポスターとかも良かった!
横尾忠則からなのか、ご年配の方が戸惑っていた束芋展(笑)
入ってすぐに暗所です。その先に広がる広間では天井に作品が映しだされて、みんな寝転がったり(それ用のソファがちゃんとある)、座り込んで天井を眺めてるんで、初めはそんな人に蹴躓く(笑)アタシもズリ座って眺めてましたー。こういう観せ方も面白い!
束芋の作品は、サインペンのようなタッチで、どこか懐かしいような、でもどこか空怖いのが、惹きつけられる。そういや目録なかったんで、作品の名前がわかんないや。
映像的な作品が多くて、そのどれもが立体的な面白い観せ方で良かったなー!
団地ものの空怖さと、人体ものの綺麗さと、アニメーションの動きが良いな。
話題の「悪人」が吉田修一が原作ってのは知ってましたが、朝日の新聞連載で、挿絵が束芋ってのは、この展覧会で初めて知りました!へー!