MPD。

現代の警察小説の話、今野敏の安積班シリーズの話もしたいんですが(一応、速水はMPD。怒られそうやけど・笑)、今回は、Meiji Police Department(明治警察)の話。
やー!おもしろい小説を見つけてですね!去…違う、一昨年の末に東京行った時に、たまたま見かけて、ふらっと買ったら当たりやった本で。
今…違う、去年の末にも、また同じとこ寄って新しいの買って来た〜vv
んふふ。オススメもしたいけど、何かまだ独り占めしてたい(ても、販売されてるんですけど・笑)ので、まだタイトルは秘密!(笑)
藤田五郎と古閑膽次の二人の話でして。
最初は、藤田が目当てで買ったんですが、読みだすと古閑が良いのなーvvま、このコンビなのが良い味なのですがvv
藤田がねー、結構、他の作品やと、新撰組の斉藤としての影が華々しかったり(影なのに華々しいって)するんですが。
ま、かくいうアタシもるろ剣で藤田=斉藤を知って好きになったんですけど(笑)やー、やって世代的にね?当時、新撰組っても、近藤・土方・沖田くらしか知らなくて、あれで斉藤を知って…。は!脱線した。
この作者が書く、藤田には、そういったヒロイックさはなくて。
古閑に関しても、新撰組の尾形であるとかいう説のある人物やそうですが、そういった華のある設定はなく。一肥後人として書かれてて。
藤田・古閑、二人ともそれ以下でも、以上でもない書き方が良くて!
また、古閑の真っ直ぐで男前な性格が良くてね〜vv
他にも室田とか、物語とかから察するに、この作者は、そういうヒロイックさやなくて、明治の警察機構が好きなんやなー、と。そこがまた良しvv
参考資料から、ちょっと古閑の史実辿ってみたいなー。