舞台。

年末の舞台話をまとめて。

zton年末公演「王の血脈」行って来ましたよー。
平将門藤原純友は名前くらいなもので、物語的には深く関わりはないかな?
棄てられた神は「アテルイ」を思い出すなー。新感線もまた神話物を演って欲しい!棄てられた神側に焦点あてるのも面白いかも。
ztonはサブキャラのスピンオフとかも観たくなるキャラづくりなんですよねー。あと中盤のストーリーの振り返りがすごい好き。
今回、蜜さんいなくて残念ー。土肥くん、為房くんの二枚看板と思ってたんですが、今後、ここに森くんも入ってくるんですかね?

猫のホテル、好きだー!
スズナリのピンク劇場な感じも大好きですが、猫ホテやっぱり好きだわー。
表現・さわやかは関西来るけど、本公演は関西ないからなー、(あ。アンケートに書けばよかった)できる限り予定が合う時はやっぱり行っておきたい!
バカ哀しい大人の物語を演じたら、猫ホテに勝るのはないんでないかな。(大人計画はバカ哀しい人間の物語、って感じ)
千葉さんが「そんなに怒ると、ほら顔がデヴィッド・ボウイのようですよ」って言われるシーンがツボに嵌ってました(笑)
劇団公演を観ると、やっぱりその劇団、その劇団のカラーがあって面白い!

長塚マクベス
円形舞台やったんですが、コクーンってこんな形にも組めるんやなー、とびっくり。席には一つ飛ばしで緑のビニール傘が設置してあって、舞台の脇には蛇口があって…、一瞬、水使うのか!?と思ったけど、緑の傘は動く森でしたね!
最近、長塚くんが使う多次元的というか、時間も場所も人も交差したような感じになるのかなー、と思ったんですが、意外とストレートなマクベスでした。ストレートなマクベス観ると、メタルマクベスってかなり上手いこと遊んでるんやなー!と思い返す(笑)
セリフも基本古典のままなので、セリフを言うだけで芝居じみてるんで、セリフのないところの演出に惹かれる感じ。キレた奥方がイスを倒して行くのとか、剣の代わりの傘で舞台を叩いたりとか。
みんな上手いんやけど、三魔女が特に好き。魔女が紛れ込む舞台を囲む客席は、悲劇に踊らされるマクベスを嗤って観てると考えると、客参加型の長塚舞台だなー、と。
つっつんの凄み声は、和風な方が似合うなぁ、と思うの。あ、目の前の席に山内くんがいて、辮髪ガン見してました(笑)