映画。

「チョコレートドーナツ」ようやく観れた!
ポールとルディの出会いとドタバタとか王道的なのも楽しめつつ、マルコとの擬似家族の幸せそうな姿も良くて。ゲイの差別については、当時は今よりももっと厳しいものなんやろうけど、そこまでの演出はなく。
それでもある差別の中、偏見のない味方や、マルコに接したことで差別なくマルコの最善を考えてくれた人がいるのは救い。
ルディとポールの、怒りとか後悔とか恨みとか悲しみとかあったろうに、手紙の声は静かで悲しい。
手紙にいたるまでやったり、差別についてやったり、たぶん演出で、もっと泣かせれるんやろうけど。悲しみの激情で泣かすより、幸せやった頃を思って静かに泣くような映画でした。
アラン・カミングの歌が良い。