映画。

「トム・アット・ザ・ファーム」
良かった!これ好きだ!サスペンスというかスリラーというかサイコというか、そういう怖い不安的な要素もあるんやけど、切ない作品やと思う。
元が「リリーズ」の脚本家の作品てこと、舞台版も気になるな。舞台だと、閉塞感が増しそう。そんで物語の主軸も変わりそう。
全体的にはっきりと描かれる訳じゃないんで、そういう演出、そういう演技が上手い。ギョームのことを詳しく描かないのが良いな、ギョームについて描くとまた物語が変わると思うから。
タンゴのシーンは写真だと、しっとり踊るイメージやったけど、実際にはサクサク踊ってて、でも段々、色っぽくなってくるのが、いっそ不安を煽るというか。踊ってる時フランシスが大きく観えたけど、写真見返すとトムと同じくらいなんですよね。そういう撮影演出なのか、感情的にそう観えたのか?
フランシスとトムは、単なるDVとストックホルム症候群じゃない、って思っちゃうのは、そういうのにハマる証拠かも?ラスト、エンドロールの歌詞に合わせて逃げきったと思う、って感想を読んで、アタシは一瞬浮かんだ、一人でいるフランシスが振り返った映像に、トムは戻ると思ったん(戻って欲しい、ていう思いかも)ですが、これまたヤバイ兆候か?(笑)
エンドロールの歌詞については、ラストのフランシスの服装についても解説してあって、へー!って思ったけど、まぁ、そこは主題でないから気づけなくても問題なかったかな。確かにあの服装には?!??てなったけど(笑)そこまでして盛り込まんでも良かったか?
「一人で観たいけど、誰かと語りたい」っていう感想をみかけて激しく同意。色々、あの場面は、あー思う、こー思う、って話したいし、聞きたい。
ドラキュラZero
んぁー。イケメンがドラキュラ公を演じるっていう設定を楽しんだ(笑)
ラストの大元のおじいちゃんが素敵。