映画。

「シンプル・シモン」観て来た!可愛いし、良かったー!
お兄ちゃんのサム(ビルの実兄じゃなくてね)が、優しくて惚れるわ!なので、そんなサムが怒った時は泣きそうである。でもこの怒りも散々シモンを心配した上でやし、その後、やっぱり怒ったこと後悔した風だったりで。
お兄ちゃんだから我慢して面倒みなきゃ、ってのがなくて、日々の不満が実はある、とかでもなくて(喧嘩の時は勢いで言うた感じなだけで)、ちゃんとシモンを愛してるから、ってのが感じられて良かったなー。本当!サム、素敵!
意外と親よりも兄弟の方が理解があったりするんですよね。もちろん両親もシモンのことは愛してるんですけど。その辺のさじ加減とか良いな。あと彼女の言い分も分からんでもないし、って配分とか。悪意のある人はいないので、ほんわりしたまま観れます。
イェニファーも普通に接しつつ、失恋した心の説明をシモンにも分るようにしてくれるのが、純粋なシモンと向き合ってくれてる感じで良かった。
シモンがパニックになっちゃうところは、観てるこっちも可哀そうで。ビルの演技も良かったなー。190以上あるビルがあの小さなドラム缶の中に入ってるのかと思うと不思議でしたが(笑)
ヒューマンコメディにも、ラブコメにも、アスペルガーへの理解の一助にもほんわり良い映画でした。